2010年11月30日火曜日

栗田智仁 佐藤錦(さとうにしき)

栗田智仁のさくらんぼの話
はい!栗田智仁です。

佐藤錦(さとうにしき)
国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配してできた。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に因んで1928年(昭和3年)に命名された。苗の販売業者が渋る佐藤を押し切り「砂糖のように甘い」という意味も込めて名づけたそうだ。6月下旬に収穫される。糖分が多く生食に適す。規格は、外観を示す「等級」(特秀・秀・優・良)、および、大きさ(横幅)を示す「階級」(LL・L・Mなど。Lは22mm)で表示され、一般に特秀で大きいほど価格が高い。また、規格が同じでも、柄の方向がバラバラな「バラ詰め」より、柄が見えないよう綺麗に並べられた「手詰め」の方が高い。その他、規格を揃えていないパックも存在する。山形県の高級ブランド「山形セレクション」では更に糖度も規格に入る。秋田県の高級ブランド「太陽の分け前」は25mm以上、「クイーンブラッド」は27mm以上という大きさを特に売りにしている。

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